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「うちの子、噛まずに飲み込んじゃうんです」というお子さんは○○です
こんにちは!
広島市佐伯区の歯医者
あい歯科・こども矯正歯科クリニック
院長の田中です。
お母さんたちからの質問でよく聞くのが
「うちの子丸飲みしちゃうんです」っていうのがあります。
一言で言うなら「口呼吸ですね」と言うことになるのですが、騙されたと思って一口量を減らしてみてほしいですね。
丸飲みは離乳期?もしくは授乳期に学んでしまった悪臭癖ですが、その間子供はとても苦しい思いをしていることを知らなければなりません。
苦しいって何が?・・・・もちろん呼吸です。
沢山口に入れ込んだり、硬いものを噛むときは呼吸がしづらい状況になっておりますので、息苦しいのです。
あ〜口に物が入りすぎてるから苦しいのか!って言うのはいささか浅はかな理論でありますが、そう考えていただいても結構です。
だから早く飲み込もうとするわけです。
私はこう言う理屈を丸茂義二先生のいわゆる「丸茂理論」から学んでおりますが、
詳しい理論については割愛させていただきますが、これは解剖学の話になります。
いずれにせよ、こう言う習慣は早くに断ち切る必要があるし、きっとこう言うお子さんは歯並びに問題が出ているだろうし、もっと言えば単頸(首が短い)傾向になる可能性が高いのです。
子供の成長発達は理屈で起こります。全てが証明されてはいないのだから、もっとも腑に落ちる理屈に縋るしかないのが現状です。
であるならば、、、「硬いものを噛んだら顎は成長する」だとか「赤ちゃんが好きなものを選択して食べるのがいいんだ(BLW)」なんて思い込みはいかにも腑に落ちそうですが、解剖学的にはなんの根拠も見当たりません。もしかするととても危険な考え方である可能性もあります。
嚥下は舌により舌骨が引き上げられることで起こりますが、十分に舌骨を引き上げられなければ誤嚥を起こしてしまいます。
舌骨を引き上げる時、上下の歯が前後的にずれないように噛み込まなければなりません。
そのため大人の歯は凸凹山なりになっています。(クロージャストッパー・イコライザー)
でも子どもの歯には凸凹が少ないのです。
つまり安定的に舌骨を引き上げにくい状態ということになりますので、硬いものや大き物は食べられなくなっているのです。というかこういう理由で「赤ちゃん嚥下(舌噛み嚥下)」が発動するのです。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、こういう嚥下では頬筋を多用する嚥下になるので、歯列が横から圧迫されて歯列が小さくなってしまいます。
世の中には嘘の情報が溢れています。
ひょっとしたら私がお話ししていることも「間違えていた」と言わざるを得ない時があるかもしれません。
でもだからこそ学術的に腑に落ちる理論に基づいた知識に縋りながら、皆さんを指導していかなければなりません。
この意味において「丸茂理論」は今のところ落ち度のない理論なのです。
私の朝食はここのところ毎日「卵かけご飯と味噌汁」だけです。
皆さん、一緒に子どもの成長を守りましょうね!
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医療法人爽風会あい歯科・こども矯正歯科クリニック
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院長 田中宏尚
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