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お子さんの反対咬合に悩むお父様お母様へ・・・
こんにちは!
広島市佐伯区の歯医者
あい歯科・こども矯正歯科クリニック
院長の田中です。
今回は反対咬合にお子さんがなっている場合に何をどう考えるかについてお伝えしたいと思います。
ただし、基本的な背景には「口呼吸」が潜んでいて、上顎が後方回転成長(本来の成長方向とは逆)が起こっているということは是非ともご理解いただいているという前提で話を進めます。(この辺りがご理解できない場合は是非是非ご予約いただいて矯正相談にいらっしてください!)
ほとんど全ての不正咬合に上顎の後方回転成長が絡んでいるということも一緒にご認識ください。
さてさて、アジア人は民族的に「短頭型」という頭の形態に分類される民族です。西洋人の長頭型は前後的に長い頭のことで、短頭型は横に広い頭の形態とご理解いただけたら簡単かもしれません。
長頭型は頭が前にベターっと長くなる分、上顎が前に出て下顎は後退しやすいのです。
逆に短頭型は上顎が奥まり気味で下顎が相対的に前に出やすいのです。
このイラストは私の話を正確には表現できていませんが、左が西洋人で右がアジア人と考えてもらっても大丈夫です。
特に注目しないといけないのは、アジア人は鼻の周囲の長さが短くなりやすいことです。
この赤い四角に囲まれた部分です。
ここが短いと噛み合わせるために下顎がしゃくれた位置に出てきます。するとちょうどパグみたいな印象の顔立ちになります。
つまり、短頭型の日本人はそもそも反対咬合になりやすい民族だということは、ここらへんの形態的な特徴によってもたらされているのです。
ではこの四角で囲まれた部分の成長はどうやって促せば良いのでしょう?
ズバリ「鼻呼吸」しかありませんよ。
だから、どんなに強い薬を使ってでもお子さんの鼻詰まりは解消する必要があります。
いかがですか?鼻呼吸は大切ですよね。
でも、これだけでは反対咬合に対するアプローチは不足しています。
それは「水平的に前方へ顔を成長させる力」です。
これが何によってもたらされるかというと、「舌が口蓋(上顎)」にくっついていることです。
この舌が上顎につくことが一番の課題になるのではないかと思うのですが、大切なのは無意識下でも普通に舌が上顎にくっついている状況を作り出すことです。
これに必要なのは全身の姿勢です。特に頸椎と頭の関係が大きく関わっていると思います。
なぜならこの関係が舌骨という骨の相対的な位置関係を左右するのであり、顎を引いた姿勢が安定的に保たれているなら舌が上顎にくっつく状況が生まれ、逆に顎が上がった姿勢になっていると舌は下顎側に落ち込んだ位置に陣取ることになるからです。
ここから導かれるのは「正しい姿勢」で食事したりする躾であり、それをサポートする体幹筋が大切だという事です。
以上をまとめると・・・
①鼻呼吸をすること ②姿勢を良くすること ③結果的に舌が口蓋(上顎)にくっついたままでいること
これを達成できたら顔の成長のアジア人のネガティブな部分がカバーされて反対咬合が治るということになりますね。
特に矯正治療が始められない未就学児のお子さんたちにはこういうことを念頭に置いて家庭での環境整備をされると矯正治療が不要になるかもしれません。
あい歯科では0歳児から予防歯科を行なっております。
未就学児をサポートするためのキッズクラブ『オハナクラブ』もあります。
お父さんお母さん、子育てには悩みはつきものですが、我々に相談して迷いから抜け出すのはいかがでしょうか?
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院長 田中宏尚
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