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歯並びの問題は成長不全によるものと考えるべき
こんにちは!
広島市佐伯区の歯医者
あい歯科・こども矯正歯科クリニック
院長の田中です。
本日はお休みですが、私の朝勉は余程のことがない限り休みません!
今朝の読み物の一つがこの「小児歯科臨床 2017年5月号」です。この中に長崎の池田靖子先生による「菜の花こども園」に関する記事があります。
そうです。ここは私が先日見学させていただいた長崎のこども園です。
最近のお子さんに特徴的な咬合様式に「過蓋咬合」というものがあります。これは下顎骨の成長不足により噛み合わせた時に下の前歯が見えなくなるくらいに噛み合わせが深い状態です。
この問題は下顎の成長不足によって起こるものですが、ここのこども園ではその状態のお子さんが他に比べて圧倒的に少ないのが特徴です。
別に、このこども園に優秀な子育てをされた子供が入園してくるわけではないのです。
入ってからの色々な体操やら土手のぼりなどの身体の発育を促すような「お遊び」をすることで下顎骨の成長が促されているのです。
もちろん、歯並びがピカピカに綺麗に並んでいるお子さんばかりではありませんが、「過蓋咬合」の児童の数が他に比べて圧倒的に少ないことが全てを物語っていますよね。
たくさんの学びをしてきておりますが、こういう現実を見ると「歯並び問題は成長の不全(遅滞)」が原因にあるのだということに気づいて参ります。
私の尊敬する丸茂義二先生はこういうことは「育児性の発達障害」なんだと表現されますが、いわゆる世間的に知られている「発達障害」と混同してしまいそうですので、私は「発達不全」と呼ぶ方が皆さんに伝わりやすいのではないかと考えます。
難しい話はあまりしませんが、顎の成長にはあらゆる生活改善が望まれると思います。
生まれてから左右均等の回旋運動が脊椎を育てて行きます。そして、その先に親の期待するような末梢の運動が適切に獲得されます。例えばちゃんと箸が使えることなどです。
その結果顎が大きく成長することができます。
もちろん歯並びの問題にはもっと複雑な要素が絡みますが、顎の成長には以上のようなことはマストな条件になると思います。
では、この発達を止めてしまうのは何でしょう?
社会的な背景もあり、事は単純ではありませんが、子供はもっと自由に動き回りたがっていると思います!
もしもお子さんの発育にお悩みなら是非とも声をかけてほしいと思います。
私にもわからないことは沢山あ離ますが、何が大切かを知れば対策はできるようになります。
子供の歯並び問題には必ず原因が潜んでいます。一緒にそれを見つけて「原因から」歯並びの問題に取り組みましょう!
お父さんお母さんはとても頑張って子育てをされています。是非ともそれをもっと応援させていただきたいと思います。
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医療法人爽風会あい歯科・こども矯正歯科クリニック
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院長 田中宏尚
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