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ローソクを吹き消すことが出来ない子の深い事情
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ローソクを吹き消すことが出来ない子の深い事情

こんにちは!

広島市佐伯区の歯医者

あい歯科・こども矯正歯科クリニック

院長の田中です。

さて、皆さんのお子さんはローソクの火ををフーって消すことができますか?

以前何かの記事で今はローソクの火を吹き消すことができない子供が増えたというのを読んだことがあります。

この問題って実は闇が深いです。

歯並びの問題があるお子さんのほとんどは口腔機能の発達が不足しているということをブログに書いたことがありますが、このローソク問題も同じことです。

ローソクの火を吹き消すには鼻から息が漏れないように喉ちんこが鼻の奥を蓋して、喉頭蓋(気道のふた)は開いた状態を反射で起こさなければいけません。

そうできなければフンガーフンがーと鼻から空気が漏れてしまいます。

それってどういうこと?

口腔咽頭領域にはのどちんこと、喉頭蓋という2つの弁があり、機能に合わせてこのべんが自動的に閉じたり開いたりを瞬時に行わなければなりません。

つまり、ローソクのひを消せないのはこのオートマチックな反射が起こっていないことを意味するのです。

これって高齢者なら「誤嚥」を起こすことと同じことです。

だからこの問題はとても闇が深いのです。

こういうお子さんでは当然ながら歯並びはガタガタされていると思いますよ。

私は子供矯正に熱い先生ですが、それは歯並び問題の背景にあるこういった状況を理解しているからです。

子供の歯並びを審美だけで見ていると大切な何かを見失うことになると思います。

そのしっぺ返しはきっと子供が成人してから目に見えてくることが多いのかもしれませんね。

歯並び、夜尿などお子さんの不調に気づいたら是非ともご相談ください。

一緒にお子さんの人生を守っていきましょう!

 

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医療法人爽風会あい歯科・こども矯正歯科クリニック

広島県広島市佐伯区五日市5丁目6−26

ゆめタウン五日市店別館2階

院長 田中宏尚

 

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