広島県広島市佐伯区五日市5丁目6−26
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ブログ
歯並び改善は木を育てるようなものです
こんにちは!
広島市佐伯区の歯医者
あい歯科・こども矯正歯科クリニック
院長の田中です
木は根が張らないと大きはなりません!
つまり根(ベース)が大切だということになります
お子さんの歯並びの問題にも何かしらベースに問題があるから起こるのです
ここでお願いがあります!
お子さんの歯並びに問題があると気づいたら、まずは顔の成長に問題があるのではないかという思考を働かせていただきたく思います
それはカッコいいとかカッコ悪いとかいう次元のお話ではなくて(笑)、顔が前に成長できていない方の問題です!
多分皆さんはご存じない方が多いのだと勝手に思いますが、顔は前下方向に向かって成長しますが、その力学は舌が口蓋(上顎)に作用することによってもたらされます
この「舌が上顎に作用する(触れている)」ことこそ「鼻呼吸」の正体ですが。。。。
この舌による力学は頭の骨を大きくしてくれます
顔はこの成長によって前に出てきます
(つまり歯並び問題では舌の位置が間違えてしまうことがベースの歪みにつながっていると考えることができます)
そしてこの頭の骨の成長により咽頭(のど)が広がります
つまり閉塞によるイビキや無呼吸のリスクが下がるということになります
だったら矯正始めたらすぐ治るのか???ベロを意識的に上顎にくっつけておけば治るのか?
いえいえそんなに単純でもないのです
歯並びの問題は顔の成長の問題であると何度もブログで申し上げてきましたが、そうなる背景には発達の問題や姿勢の問題が関わっているように思います
そこの問題が少ない子は治療を開始して1年くらいで治療が終わってしまうのに、中には何年もかかってようやく変化が出てくるお子さんもいらっしゃいます
この差は何か?
私もずいぶん頭を痛めてきた問題ですが、中々変化しないお子さんは正しく装置が使えていないという結論に達しました
MRC矯正ではマイオブレイスという装置を正しく使用すれば効果が現れるように作られています
つまり普通に噛んでいるようで噛めていないお子さんがいらっしゃるということになります
おそらく発達の段階でどこかつまづいていて、たとえば自らのボディスキーマ(身体イメージ)に狂いがあれば「正しく噛んでいる」つもりでも実は間違えた位置で、間違えた筋肉で噛み込んでいたり、噛めていなかったりするのではないかと考えています
だからそこまで戻って土台づくりから始めていかなければならない場合もあります
歯並びの問題の影にはそれくらい深い深いつまづきが隠れている場合もあります
子供たちが元気に成長していけるようにお手伝いさせていただけたら幸いです
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医療法人爽風会あい歯科・こども矯正歯科クリニック
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院長 田中宏尚
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