広島県広島市佐伯区五日市5丁目6−26
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子どもの発達とアフォーダンスとシグニファイヤ
こんにちは!
広島市佐伯区の歯医者
あい歯科・こども矯正歯科クリニック
院長の田中です
昨日の日曜日はスタッフ数名とトレーナーさん養成セミナーに参加してきました
このセミナーでアフォーダンスとシグニファイヤという聞きなれない言葉が出てきました
皆さんはご存知ですか?
アフォーダンスってなに?
アフォーダンスはギブソンという人が提唱した概念で、「環境側にすでに意味があり、それを人間が環境との関係で見つけ出している」ということ。。。。
言うなれば環境(もの)に人間は適応し、その使い方や関わり方は無限大というふうに言えば良いの。。。。かも。(難しいですね〜)
それに対してシグニファイヤは意図された形態、設計、デザインのことです
例えば椅子を見ると普通は「座る」のが当たり前に感じますが、これはシグニファイヤされていることになります。でも、椅子はその下をくぐることもできるし、座面に立つこともできます。これがアフォーダンスです。(間違えていたらごめんなさい)
その他にドアの取手は掴んでドアを開けますね?? これはシグニファイヤです!
なぜ発達の話にこれが出てくるのかというと。。。
子どもの発達は周りから入れられた先入観ではなく、アフォーダンスに従い行われるべきだからです
想像性とも言えるかもしれませんが、ボールを見ると「蹴る」のか「投げる」のか「頭に乗せるのか』など色々なアプローチの仕方があり、それを大人がシグニファイヤするように知恵を与えたり、「投げる」ことしかできないような形態を与えること(シグニファイヤ)は子どもの発達を邪魔してしまうのです
昨日のセミナーは「環境適応」能力のための運動がテーマだったから、こういう内容の説明があったのでしょうが、そういう目で見ると今の世の中にはシグニファイヤされたものが多すぎるように思います。そしてそれは意図した方向に子どもを誘導することで母親の手間を省くことが目的であったりします
中にはあちこち動き回れないようにする椅子などが便利グッズとして売られていたりしますが、結果子供達の発達が妨げられて親の苦労が増えることにつながってしまいます
核家族化が進み、ワンオペで子育てをするお母さんの負担やプレッシャーは増えるばかりですので、こういう便利グッズに頼ってしまうのは仕方ないようにも思えるのですが、子どもの発達は待ったなしで進んで行きます
昔のように「みんなで育てる」ような社会構造を作れたら良いのですが、私もそこまでの力も知恵もありません
せめてあい歯科に通えばお母さんたちの迷いが消えるようなクリニックになれば良いのですが。。。。
あい歯科は来年1月のリニューアルに向けて動き始めました
そして子供達の発達・体幹・姿勢ともっと向き合えるように進化する予定です
ジムみたいなクリニックを目指して。。。。。。
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医療法人爽風会あい歯科・こども矯正歯科クリニック
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