>
軟らかい食べ物を科学する
より豊かな人生を歩んで頂くための
サポートを、プロとして責任をもって
おこなっていきたい。

ブログ

軟らかい食べ物を科学する

こんにちは

広島のあい歯科・こども矯正歯科クリニックの田中です

私のブログでは何度か書いておりますが、「硬いものや大きいものを食べない方が良い」ことについて科学したいと思います

世の中にはたくさんの歯医者さんが居るので、たくさんの考え方があるでしょう

でも、人の身体は理屈で説明できないことでは上手く機能しないのです

きっと皆さんの多くは「硬いものを食べさせたら顎が成長する」とか「色んな形のものを口にした方が感覚が育つ」という風にお考えだと思いますので、私がここで書くことは人によっては「眉唾」「嘘」という風に受け取られる可能性が大きいことは前提としてアウェイな立場であることを認識した上で書いてみたいと思います

 

『強いことが正しい』という人間の先入観

私たちは本能的に「強さを美徳」と感じるように遺伝子にインプットされているのかもしれませんが、とにかく強いことに正義を感じる傾向がありますが、そういう先入観では「硬いもの」「咀嚼筋を鍛える」ということは正しいこととして脳は処理しやすいものです

かつては「巨人の星」のように大リーグ養成ギブスをつけて成長しようとする星飛雄馬が英雄として持て囃されたものですが、現在の常識では過度なトレーニングが身体を壊してしまうとなっています

「体幹なき状態でのアウター特訓は身体に良くない」ことが皆さんに浸透したから、あの飛雄馬の特訓には違和感を感じることができるのではないでしょうか?

 

狭い咽頭では嚥下(飲み込み)はできないという真実

もしかしたらこのブログを読んでる方の中には歯科の先生もいらっしゃるかもしれませんが、嚥下は喉にある舌骨という骨が前上方へ引き上げられることで気道が蓋をされて、食道が広げられて食べ物が通過していく一連の流れですが、食べ物が大きいとこの舌骨はより広い可動域を必要とします

さもないと気道をしっかり蓋ができないので誤嚥を起こしてしまうのです

しかし1歳半を過ぎると離乳完了だとしている今の育児では、保育園でも「大人と同じものが食べられるようにしてください」と母親に指示が出されるという現実があるのですが、残念ながら小児の咽頭は狭いのです

これは私のところに矯正相談に来られる小学生でも、皆さん狭いままです

こういう真実を知ると、「ではどうやって子供たちは大きな肉の塊や、いつまでもドロドロにならないパンを飲み込んでいるのだろう?」という疑問が湧いてくるのですが、ある魔法を使えば咽頭は広く変化するのです

それは「顎を前に出した姿勢」を取ることで

かくして子供たちは大人から与えられた固形食を(誤嚥で)死ななために咽頭(のど)を広げるという工夫を学び、顎を前に出した姿勢で生きることを覚えます

なぜならこの姿勢での「丸飲み嚥下」なら、あたかも正常な嚥下として身体が受け入れてくれるからです

ちなみにこの嚥下運動は1日2000回と言われる唾液の嚥下でも活用されますので、姿勢が影響を受けることは避けられません

 

咀嚼筋はアウターマッスルという悲しい事実

かつての星飛雄馬が体幹を無視して今では考えられないようなトレーニングをしていたのですが、「硬いものを噛めば顎が育つ」とか「硬いものを噛めば筋力がついて咀嚼回数が増える」というまことしやかな常識がまだ世の中には蔓延しています

実はこの鍛えるべきだとされている咀嚼筋はアウターマッスルです

つまり、体幹の弱い子供たちにいきなりアウターマッスルを鍛えなさいと教えるのは少々古い概念と言わざるを得ないのです

それどころか「なんでも食べなさい」と教えられた子供たちは肩や首の筋肉を総動員しての代償咀嚼運動を学習することになります

結果、まだ咀嚼能力の弱い子供たちは塊のままゴッくんする「丸飲み嚥下」を学習し、それを正しい飲み込みと誤解したまま大人になります

こういう咀嚼・嚥下では下顎が後退位になるので顎関節症や食いしばりをして苦しむことになる可能性が高くなってしまいます

しかも「丸飲み」が歯並びを壊すのです

 

丸飲みをするときの口の周りの筋肉が歯並びを壊すという現実

今では1歳で歯並びがガタガタになっているお子さんが増えました

中にはこれを遺伝と片づける専門家もいるのでしょうが、これはあまりに遺伝を理解していない無責任な発言でしょう

遺伝は元々の形質にエピジェネティックに味付けされて姿を現しますので、生まれてからの生活がそこには反映されていると考える方が自然ですね

また、無理な嚥下のための自分を守る「猫背」では、首から生えた舌(舌は首にある舌骨に付着している筋肉)は前歯まで届かなくなってしまいますので歯並びが倒れてくるのを後ろから舌が支えることができないからなおさら歯並びは壊れてしまうのです

 

顎の大きさは蝶形骨の成長で決まる

蝶形骨という言葉を知らない人の方が多いのは当然ですが、頭の中の骨です

ここはドナルド・エンローをして「咽頭の天井」と位置付けられた骨ですが、ここの大きさが広くて大きい顎を作る元になります

何やら「顎が育つ〜」という商品があるみたいで、これはまさに「噛むことで顎が育つ」という私からすれば「何のこと〜〜〜?」というくらいのトンデモ理論なのですが、そんなものを子供にサービスとして食べさせる歯医者が居るのは困った問題だと思います

蝶形骨の成長にはルールがあります

小難しいことをここでお話しするのは筋違いですので割愛しますが、結論から言えば蝶形骨は「軟らかいものを少量咀嚼」で食べる習慣ができれば成長する事になります

 

まだまだ奥は深い世界ですが、ここから先は専門色が強過ぎるのでここまでにしますが、

アホか〜〜〜〜と思われた方はスルーしてください

もしも、マジか〜〜〜と思った人は是非とも当院に通ってください

きっとお役に立てると思います!

 

ネット予約24時間受付中

*以下よりご予約ください。

https://www.genifix.jp/aisika-kodomo-caa/p/reserve/first_time/interview?nov=true

医療法人爽風会あい歯科こども矯正+ファミリー歯科クリニック

広島県広島市佐伯区五日市5丁目6−26

ゆめモール五日市内

 

 

  • 0歳から見守ります
  • ​私たちは治療を
    減らすことが目標です
  • 原因から治す目立たない矯正歯科
  • 絶対にあなたの治療を減らす
    予防歯科(FMD)