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こんにちは！

広島市佐伯区の歯医者

あい歯科・こども矯正歯科クリニック

院長の田中です

今回は8歳のKくんの矯正治療の途中経過をお伝えして、考察してみたいと思います

矯正を始めたのは2022年の12月だから約1年半が経過しました

某矯正専門医に通っていらして歯科恐怖が強くて、とても矯正治療はできないと言われたことが転院のきっかけだったらしいお子さんです

歯並びはもちろんですが、口蓋（上顎）の形も綺麗に改善してきていますね

お母さんとK君の努力の賜物だと思います

皆さんは矯正というと歯並び矯正を想像されますが、あい歯科のMRC矯正では子ども矯正は顔骨格の発育サポートと考えています

当院ではインビザラインやブラケット矯正といった成人矯正も取り扱っていながら、子どもにはこれらの矯正をお勧めしていないのにははっきりとした理由があります

上の写真の初診時の歯並びが乱れた状態は顔の成長不足や間違えた方向への成長が招いた結果だからです

例えば・・・

これがこのお子さんのレントゲンになりますが、とても顎を引いた姿勢になっていることがわかります

と同時に

この青い部分（咽頭）が狭い状態であることがわかります

つまり赤枠部分を矢印の方向に出してあげないといけないことがわかりますね

大切なのはこの赤部分をどうやって前に誘導していくかということになりますが、これは成長のメカニズムをしっかり勉強しなけらば理解できない部分になりますので割愛します

残念ながら成人矯正（ブラケット、インビザライン）ではこういう変化を得ることは難しいですが、MRCではこれが可能になる可能性が高いのです

ただし、こちらの指示通りに装置を使用することやドクターサイドが顔の成長に強いことが条件になりますが・・・

以上のことから考察するとKくんは歯並びは綺麗になってきたけど、次なる課題として顔の前方成長をさらに起こすことが見えてくるのです

これが顔の変化ですが、下顎のラインや口唇の形態が変化しているのがわかります！

ここからどうすべきかは昨日Kくんとお母さんにはお伝えいたしました

ここまで頑張ってくれたK君とお母さん、いつもご協力ありがとうございます

ゴールはもうすぐだと思います！

K君が元気に成長していくのを全力でサポートして参ります！

お子様の歯並びや不調でお悩みの時は

是非ともお気軽にご相談ください。

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医療法人爽風会あい歯科・こども矯正歯科クリニック

広島県広島市佐伯区五日市５丁目6−２６

ゆめタウン五日市店別館２階

院長　田中宏尚