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新生児の舌が上がってるのは何故?
こんにちは!
広島市佐伯区の歯医者
あい歯科・こども矯正歯科クリニック
院長の田中です
よく「新生児の舌は上顎にくっついている」という話があり、
「舌は生まれながらに上顎にくっつくための筋力が発達している」かのような妄想が一人歩きしていることが多いのですが、実際は筋力に関係なく「生きていくために」上顎に押し付けられているのです
ちなみに私のブログは丸茂義二先生の丸茂理論に基づき私なりの見解を交えて書いております
そもそも生まれてきたばかりの赤ちゃんは無重力の宇宙から帰還した宇宙飛行士のようなものですのであらゆる筋肉は重力に抗えないものだという共通認識はブラしてはいけません!
ましてや新生児の舌は前後にも上下にも左右にも動かせないほどの薄っぺらい筋肉なので、舌を口蓋にくっつけておくための筋肉だけが異常発達しているはずは絶対に無いのです
舌は舌骨に乗っかっている筋肉です
舌骨はこの頸椎との関係を保ったままブランコのようにしか動けません!
このイラストのように成長とは脊椎が伸びることです
当然ながら赤ちゃんは首が短いのです
首が短いということは先ほどの舌を乗っけている舌骨は顎に近い位置にあることになりますね
つまり舌骨と上顎の距離が短いので舌は上顎に押し付けられた状態にあるわけです
これは舌が上顎にくっ付いていないと哺乳が難しくなるためです
動物は環境に適するよう進化してきていますので当然ながらそこには合理性があるわけです
決して舌の周りの筋肉だけが胎内で発達していることはあり得ません
この状態を守りながら赤ちゃんの舌を上顎から離れないように育てれば「口呼吸」は防げる可能性は高くなるように思いますね
ではどうしたら舌と上顎がずっと仲良くしていられるのでしょうか?
答えは
「舌と上顎で味わえるような軟かくて旨いものを食べさせるようにする」です
巷では「硬いもの」「いろんなもの」を食べられる子供が強い子だというふうに言われていますが、そこにはあまり理論は無いように思います
実は軟らかいパンですらグルテンは噛めば噛むほど塊になりますので負担が大きくなってしまいます
丸茂先生は3歳まではパンは絶対にNGとまでおっしゃっています
2歳までは口蓋に味蕾があるという事実を見ても、やはり舌で味わえるような食べ物が適していることがうなづけます
2歳くらいまではドロドロのものやお米を中心に食べることで舌を使う食べ方を覚えるとともに舌が育ち、頸椎が育ち、やがて口腔・咽頭は高さを増していくのです
つまり顔の成長が正常に行われるということです
日本人は短頭型と言って頭が前後的に薄い顔面頭蓋の特徴を持ちますので咽頭が前後的に狭く、閉塞を起こしやすい民族です
つまり閉塞性無呼吸症に陥りやすい特徴を遺伝的に持っている民族です
そんな不利な条件を少しでも払拭するためには小さい時からの軟食を徹底して、舌にとって居心地の良い口腔・咽頭を育てることが最も大切な育児条件になるように思います
色々な考えがあり、それはそれぞれ尊重されるべきですが理論的に説明しうるものを信じて取り入れる必要があるように思います
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