広島県広島市佐伯区五日市5丁目6−26
ゆめタウン五日市店別館 2階
土曜:午前9:30~午後12:00 / 午後13:00~17:00
休診日:水、日、祝
サポートを、プロとして責任をもって
おこなっていきたい。
歯周病治療
1.歯周病セルフチェック
成人の約8割が、この歯周病です。
今や歯周病は“国民病”とも言われています。
歯周病は、気付かないうちに進行し、そのまま放置しておくと噛むコトに支障をきたし、いずれ歯が抜け、場合によっては全身疾患にまで至る、とても恐ろしい病気です。
下記のセルフチェックで、早期発見・早期治療を心掛けましょう!
・歯磨きしたり、固いモノを食べると、歯ぐきから血が出る
・口臭が気になる
・口の中が粘つく
・歯肉を押すと、膿や血が出る
・以前より、歯と歯の間が広くなった気がする
・以前より、歯が長くなった気がする
・固いモノが噛みづらい
・グラグラしている歯(永久歯)がある
・糖尿病の症状がある
・歯と歯の間に、食べカスが挟まりやすい
いくつ当てはまりましたか?
1つ?4つ?
この中の項目、1つでも当てはまるなら、歯周病の疑いがあります。
当てはまる項目数が多ければ多いほど、進行している可能性が高いと言えます。
2.歯周病の原因とは
毎日の歯磨きで、口の中に残った食べかすはほとんど洗い流されます。
しかし、歯と歯茎との間にある隙間“歯周ポケット”に食べかすが残ってしまうと、そこに細菌が住み付きます。
この細菌が大量増加するコトで、歯垢(プラーク)になります。
更にそれが硬くなると“歯石”に変わるのです。
この歯石が歯周ポケットを押し広げ、歯肉が炎症を起こします。
全ての原因は、磨き残しによるものです。
3.歯周病が進行する原因は?
歯周病は、知らないうちに進行します。
その原因として、
・食いしばり、歯ぎしり、かみしめ
・不規則な生活習慣(喫煙、ストレス、食生活など)
・合わない義歯やブリッジ
・全身疾患(糖尿病、骨粗しょう症、ホルモン分泌の異常など)
・長期的な薬の服用
などがあります。
歯周病が怖い理由の1つに、“悪化するまでは自覚症状がない”コトです。
症状が出始めた頃には、病状は進行し、手遅れになる可能性もあります。
早期発見・早期治療が重要です。
定期的な歯科検診をオススメします。
4.歯周病の進行過程
歯周病の進行を、症状と併せて説明します。
1)歯肉炎
歯肉炎は、歯周病の一歩手前です。
まず歯に、歯垢(プラーク)や歯石が付き、炎症を起こすコトから始まります。
自覚できる症状も、見た目の変化もほぼありません。
そのまま歯周病へ進行してしまう方が、ほとんどです。
ですが、まだこの段階であれば、丁寧な歯磨で健康な歯に戻すコトができます。
歯石が付着している場合は、歯科医院でクリーニングするコトをオススメします。
2)軽度歯周炎
歯肉炎が進行した状態です。
歯ぐきに腫れや出血はありませんか?
歯が長くなったと感じませんか?
歯を支える歯肉に炎症が起こった後、歯槽骨(しそうこつ)という歯を支える骨にまで炎症が広がった状態です。
相変わらず痛みなどの症状はありませんが、歯周ポケットが少しずつ広がり、深くなって行きます。
3)中等度歯周炎
更に放置・進行が進むと、歯槽骨がどんどん溶け出して行きます。
ここまで進むと、様々な症状が出て来ます。
・歯がグラグラしてくる
・口が臭うようになる
・歯が浮いているように見える など
歯周ポケットは、4〜6mm程度の深さになっています。
4)重度歯周炎
更に放置した場合です。
骨は溶け落ち、歯肉が下がるコトで、歯が抜け落ちてしまいます。
膿も出ます。
そして本当に怖いのが、認知症や脳梗塞などの脳の病気や、ガンや糖尿病のリスクが高まるコトです。
5.歯周病の治療
歯周病の治療は、歯石と歯垢の除去です。
歯石は、歯科医院でしか除去するコトができません。
・歯周病の検査
歯周病がどのくらい進行しているかを、治療前にチェックします。
歯周ポケットの深さを調べます。
3〜5mmが軽度、4〜7mmが中等度、6mm異常が重度の目安です。
主にX線撮影し、確認します。
・スケーリング
歯垢や歯石は、歯ブラシでは落とすコトができません。
超音波スケーラーで除去していきます。
この、歯周病や虫歯の原因となる歯石を取り除くコトをスケーリングと言います。
歯周病の治療と同時に、自宅でのセルフケア(歯ブラシによるブラッシングや、フロスの使用)の徹底を心がけしょう。
歯周病は、早期発見・早期治療がとても重要です。
気になるコトや心配なコトがあれば、なんでも相談してください。
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