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こんにちは！

広島市佐伯区の歯医者

あい歯科・こども矯正歯科クリニック

院長の田中です。

今回は矯正症例報告です。

8歳のSちゃんの３ヶ月の変化です。

ちなみにこれが今年の7月の初診時のお口の中です。

歯並びがガタガタしていて上の歯が下の歯にかぶさるいわゆる「過蓋咬合」でもありますね。

そしてこれが昨日（始めてから３ヶ月目）のお口です。

さすがにまだガタガタはしてますが、上の歯も歯列に入ろうと動いているのがわかりますね。

それに上の歯の被さり度も減少してきているのがわかりますね。

でもね、子供矯正では歯並びは最後のオマケですからね、今の歯並びの変化について何も驚いていただきたいとは思っていません。

子供矯正で大切なのは「顎の成長、顔の成長を促す」ことです！

昨日のブログにも書きましたが、あい歯科はこれから子供矯正の枠組みを変えてまいります。

5歳からのプレ矯正、１年生から４年生までのMRC矯正、５６年生のMRCプラスインビライン矯正、中学生以上は成人矯正といった具合なのですが、Sちゃんの場合はMRC矯正カテゴリーに入りますので、ここで最も大切なのが「顎の成長、顔の成長を促す」ことになるのです。

ではSちゃんのお顔の変化をお見せいたします。（保護者による許可を得ていますが目は隠します）

これが３ヶ月前で

これが昨日です。私もスタッフも驚いてしまうくらいの変化ですね。ここでは目が隠されていますが眼瞼（まぶた）が以前は半分閉じたような表情でしたが、昨日はパッチリと開いていました。

一言で言うと「美人！」

ちなみに変化がわかるように並べ替えた写真が以下のものです。

正面から見た顎の形や側面での顎の位置関係は全く別人のように改善されてきていますね。。。

では何がこういう変化をもたらすのでしょうか？

一言で言うなら「呼吸の改善」です。

こう書くと、そんな簡単に鼻呼吸になるんだという誤解をされる方もいらっしゃると思いますが、もっと正しく表現するなら「呼吸が楽になった」と言うことになるように思います。

皆さんは驚かれるかもしれませんが、呼吸には沢山の筋肉が参加しています。それは横隔膜や肋間筋だけではなく、僧帽筋などの背中の筋肉も呼吸に参加します。

つまり彼女は背中の筋肉に緊張があり頭の後屈とともに表情筋が緊張していたということになります。

だって表情筋と背中の筋肉は頭頂部の腱膜（帽状腱膜）で繋がっているのですからね。

となるとやはりマイオブレイスって優秀な装置なんだと言う結論になりますよね。

正しく使えば呼吸が楽になるのですからね。。。

MRC矯正では治らないと言う根拠のない噂を信じないことです。そういうことを言う人に「子供の成長、発育、発達について詳しく教えてください」って質問してみてください。きっと通り一遍の事しか答えては来ないでしょうね。

子供の歯並びを壊すのは「成長の停滞」です。（ただし遺伝子の影響が強く出ている場合もあります）

MRC矯正は停滞気味の成長に働きかけて成長を再度開始させていくような矯正治療です。

私のクリニックでは「何が停滞につながっているのか」を診断します。

そしてこの精度を高めるためにはずっと学び続けなければなりません。

だから、一言でMRC矯正と言ってもクリニックにより治る率は変わってきます。

でも、一つ言えるのはマイオブレイスは優秀な装置だと言う事です。

さてSちゃん、お母さん、昨日も申し上げましたが素晴らしく変化を起こしていただき感動させていただきました。これもSちゃんとお母さん、そしてご家族全員の協力の成果だと思います。

まだまだこれから変化を起こさないといけないし、必要なタイミングで拡大などの歯並びへのアプローチをしてまいりますので、歯磨きが難しくなったり「大変だな」と言う時も来るかもしれません。でも何なりとご相談ください。しっかりとサポートしてまいります。

当院の患者さんも、他院でMRCやってる患者さんも、とにかくマイオブレイスをちゃんと使っていきましょう！本当によく考えられた素晴らしい装置なのでね。。。

みんな一緒に笑顔になれますように！！！

お子様の歯並びや不調でお悩みの場合はお気軽にご相談ください。

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医療法人爽風会あい歯科・こども矯正歯科クリニック

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院長　田中宏尚