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こども矯正は内部モデルの再構築です
より豊かな人生を歩んで頂くための
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おこなっていきたい。

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こども矯正は内部モデルの再構築です

こんにちは!

広島市佐伯区の歯医者

あい歯科・こども矯正歯科クリニック

院長の田中です。

あい歯科ではMRC矯正に取り組んでいますが、MRC矯正では歯並びはもちろんですが、顔の変化や姿勢の変化も起こってきます。

またお子さんによっては「落ち着いてきた」「よく眠れるようになった」という感想も聞かれたりもします。

歯並びが悪くなった大元の原因は何?と聞かれたら簡単に「口呼吸です」とお答えいたしますが、では「口呼吸」になった原因は?と聞かれると、「それはこれまで記憶してきた経験のボタンの掛け違い」というふうにお答えするのが適切かと思います。

全ての「習癖」には原因があり、その多くは感覚的な「不安」というものが背景にあります。

もちろん「鼻詰まり」には形態的な鼻の中の変形であったり、アレルギーによる鼻粘膜の脹れというものが関係する場合もあり、単純に「これだ!」という答えは出せないものですが、多くの粘膜の炎症も「乾燥」が災いしている可能性もあるのです。

つまり口が開いてしまう習慣から乾燥を招き、炎症を起こしやすくなっている場合もあるってことです。

では、「口が開いてしまう」原因は何でしょうか?

これも単純に一つに原因を絞ることはできませんが、発達上の問題。。。例えば授乳のやり方や離乳のやり方も関係しているでしょうし、もっと遡ればお腹にいるときのお母さんの食べ物の好みも関係していたりもするかもしれませんね。

こうなるとお母さんの責任が大切ってことにもなりますが、大丈夫!お母さんやお父さんにそんな責任なんて感じてもらう必要はありません。

でも、私たちは生まれて(場合によってはお腹の中にいる時)から色々な経験をして学習をしていきますが、その経験に基づき「内部モデル」というものを脳にインプットされていきます。

特に「お母さんが楽になる」ための幼児玩具などが溢れている昨今では、子どもたちが学ぶべきものがスルーされていたために学習できなかったり不足したりする場合があるように思えてなりません。

この「内部モデル」がベースとなり私たちは連続した発達をしてまいります。つまり全てが関連しあって脳の中でイメージが作られていくという表現が良いかと思います。

味の好みであれ、生活の動向であれ、この構築されていく内部モデルのボタンを掛け違えてしまった時に呼吸や嚥下などの生きていく手段のやり方にエラーが出てしまうのです。

こういうエラーが歯科(矯正)領域では表情筋や舌などの筋肉の使い方のエラーにつながってしまうのです。この結果顔の成長に不足が生じて顎の成長も不足することになります。

だから・・・

子ども矯正では形態の改善だけではなく「内部モデルの再構築」を目的として嚥下や呼吸にまで改善のための行動療法が伴う必要があるのです。

MRC矯正では「ベターフェイス」というのも理念の一つに掲げられていますが、これらは総合的な成長、発育、発達の改善の賜物であり、頑張って元気に成長する力を得た子どもたちへのご褒美だと思うのです。

現在では想像以上に発達の問題というのは蔓延しているように感じます。

それは他ならぬ私も、チックや鼻詰まり・・・それに永久歯は生まれつき2本不足しておりましたので自分が一番実感していることです。今考えたらまさに私自身が不調の塊だったとも言えます。

だから私には不調に苦しむ子供達の気持ちが少しはわかるように思えるし、当時はMRCのような矯正がなかったために何も改善されないまま大人になった私に今ふりかかっている無呼吸や腰痛などの不調や辛さを次世代の子どもたちには経験させたくないと思うのです。

顔が綺麗になって歯並びが改善するMRC矯正は私にとっても学びがいのある治療法であり、子どもたちにとっても大変有意義な治療法だと思います。

 

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医療法人爽風会あい歯科・こども矯正歯科クリニック

広島県広島市佐伯区五日市5丁目6−26

ゆめタウン五日市店別館2階

院長 田中宏尚

 

 

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