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矯正症例報告9歳Nαちゃん
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矯正症例報告9歳Nαちゃん

こんにちは!

広島市佐伯区の歯医者

あい歯科・こども矯正歯科クリニック

院長の田中です。

今回は7歳からMRC矯正を始められて現在9歳の女の子の症例のご報告です。こういう症例を見ていただくとMRC矯正が目指すものと一般の歯列矯正が目指すものの違いがよくご理解いただけると思います。

これは2022年2月の初診時の口腔内写真です。上顎が狭く前歯が並んでいません。

これは2022年9月のものです。上顎拡大とともにBWSという装置で保定しながら前歯部分をさらに前に広げています。

これは先日(2024年1月)のものです。

これらを時系列に並べると

このように変化してきていることがわかります。

とここまで見ると「何がMRCと普通のブラケット矯正が違うの?」という疑問を持たれると思いますが

このような顔立ちや姿勢の変化を見ていただくとなんとなく違いが見えてくるかもしれませんね。

一般の矯正では「歯並び」を整えることを目的としますので顔の成長に関しては変化は考慮されていませんが、MRCのように「顔の成長の問題が起こって歯並びに問題が出ている」と考えて、その問題を改善することで歯並びを含めた呼吸や睡眠の改善を目指すMRC矯正では「成長」にフォーカスするのでこのような「顔の前方成長」を促すことができる可能性があるのです。

ここがMRC矯正の素晴らしいところであり、子どもの頃にしかできない特別な矯正法と考えています。(成人になると成長がつかえません)

Nαちゃんはもうすぐ2年目が完了になりますが、まだ小臼歯あたりの咬合が達成できていません。ここが課題と考えていますが、この部分の改善にはもう少し上下の顎が前に成長することが望ましいと考えます。

具体的には鼻中隔下制筋の制御、つまり姿勢の改善、呼吸の改善が課題になると思います。というわけで先日Nαちゃんには、そのための課題を処方しました。

MRC矯正は奥が深い治療法です。マイオブレイスという装置を「噛むだけ」のような印象があるようですが、「噛ませ方」にも成長のメカニズムという裏付けを持った指導が必要になります。

Nαちゃん、お母さん、お父さん、妹さん、いつもご協力ありがとうございます!

Nαちゃんは驚くほどに改善しております。これからはさらなる改善と共に可能な限り「後戻りをしない」状態に導くことが大切です。

まだまだアドバイスが必要になると思いますが、是非とも一緒に頑張りましょうね。

お子様の歯並びはもちろんですが、いびきや睡眠障害、夜尿症などでお悩みの場合はお気軽にご相談ください。

 

ネット予約24時間受付中

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https://www.genifix.jp/aisika-kodomo-caa/p/reserve/first_time/interview?nov=true

医療法人爽風会あい歯科・こども矯正歯科クリニック

広島県広島市佐伯区五日市5丁目6−26

ゆめタウン五日市店別館2階

院長 田中宏尚

 

 

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