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鼻呼吸は軟組織の変化で判断できる。。。はず
こんにちは
広島のあい歯科・こども矯正歯科クリニックの田中です
今回は当院でこども矯正をされているお子さんの変化を取り上げてみます
口呼吸が治るというのは誰もまだ定量化できない難しい問題ですが、当院では表情筋の変化などから「おそらく鼻呼吸が始まった」ものと考えるようにしています
表情筋と言いながらいきなりこんな画像をご紹介しますが

バレエをされているので元々身体は柔らかいのですが、背中の丸さや角度を見るとやはり向かって右の写真が一番曲がっているように見えます(少なくとも私には笑)
これは柔軟体操をしたからではなく骨盤角度が変わったからだと思います
骨盤角度???
と初めて当院のブログをお読みになる方は怪訝に感じられるかもしれませんが、この変化が「鼻呼吸始まったかも」と思われる瞬間なのです。。。
さっぱりピンとこないと思いますが、では次の写真を見てみましょう!

やはりバレエをされているので姿勢は悪くはないのですが、向かって左端の2025年10月の姿勢は「背中に緊張」があるのが分かりますね
これは呼吸が十分でないサインですので、口呼吸なのですが、向かって右端の2026年2月の写真ではなんかリラックスしていますね
これは呼吸が改善しているサインなのです
何度か私のブログをお読みになられた方ならご存知かもしれませんが、背中の筋肉は「呼吸補助筋」に分類されます
分かりやすく例えるなら深呼吸の時は背中を反らせますね?
つまり今年2月段階では鼻呼吸というか肺での呼吸が十分に改善している可能性が高いと評価できると思います
では顔の変化を見てみましょう!

上段が最新のお顔で、下段はわずか2ヶ月前のものです
何が変わったのか??
中顔面(鼻のあたりのボリューム)と下顎の前方成長により下顔面での幅が広がったように見えますね?
また「への字」だった口唇は真っ直ぐ横に伸びていますが、この「への字」は口角下制筋が働いている状態で、表情筋の働かない「口呼吸」の状態だとお考えになっても良いと思います
私は常日頃から「軟らかいもの」を中心に食事をするように患者さんにはお伝えしていますが、どの程度それを守っていらっしゃるかは調査していませんが、この変化は「硬いものを噛んで顎が育ったのではない」ことは断言できます
顔の幅を成長させる中心は蝶形骨という頭の骨です
アウターにある咀嚼筋が顎を育てるというとんでもない理論には真っ向から反論させていただきます
成長はコアから始まります
多くの歯科関係者もこのとんでもない理論から早く離れなければ子どもたちは助からないでしょう
では蝶形骨を成長させるにはどうしたら良いのでしょう?
とにかく「軟らかいものを食べる」ことです
咀嚼中に口がパクパクしたらもっと軟らかいものに戻して一口量を少なくするように教えるべきでしょう
最近スレッドなどのSNSに目を向けると「大丈夫か?」という情報に溢れています
そんな先生に出会ったら軟組織の変化が見られる症例ってありますか?
と尋ねてみたら良いと思います
勿論これはレントゲンのお話です

これは以前紹介した別のお子さんの1年間の変化ですが、こういう変化が起こせたとき「もしかしたら鼻呼吸になっているかも」程度に喜びが湧いてくるのです
『口呼吸は十分に呼吸できない時の代償呼吸である』
こういう視点を大切にしてこれからも口呼吸と戦っていきたいですね
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